サイゴン上陸(ベトナム1日目)

朝5時半、目覚まし時計が鳴る。まだ見ぬベトナムに興奮していたのか6時間くらいしか寝られなかった。食パンを焼いてジャムを塗り牛乳で流し込む。飛行機の時間は8時55分。3時間前に空港につくように家を出るつもりだったが出るのがずいぶん遅くなってしまった。

持ち物は少し変更した。ガイドブックと指さし会話帳に日焼け止めと虫除けスプレー、洗濯ロープ、洗濯ばさみを追加。カメラはふたつ持ってゆくこととした。

おはようございます。かるがもです。

ベトジェットのチェックインは成田空港第二ターミナルの三階Rカウンター。ついたのは7時半を過ぎていた。

私が乗る飛行機は一時間ほどディレイしていて出発が10:00になっている。理由は不明。

出国ゲートを抜けて右手の方に進む。目的はあれ。緑色のポケットチェンジという機械。少額の外貨や硬貨などをスイカやアマゾンポイントに替えてくれるのだ。このためにうちに転がっていたアメリカの硬貨を持ってきた。

だが…「現在ご利用いただけません。復旧見込みは未定です。」
バカヤロウ!この小袋に詰め込んだ小銭をベトナムまで持っていけというのか!悪態をついてみるが他人の設置した機械はどうにもならない。しかたなく搭乗口へ向かうことにする。
今回ももちろん単独行だ。

10時40分頃に無事に離陸する。

飛行機の座席は狭いが許容範囲内。窓側の席なのでトイレに行きたいときは二人にどいてもらわなければならず気を使う。それなので水は飲まないようにした。通路側ならDrink a go go!だ。
近くの人が機内食を頼んでいたのを見ると画像を見て想像していたのより一回り小さかった。水のペットボトルは350ml。600円でたったあれだけか?

やがて陸地が見えてきた。
これがベトナムか!

なんだかよくわからないがベトナムっぽい風景が広がっているぞ!

4時10分頃、無事に着陸。入国ゲートを抜けるのに一時間以上かかったが2時間の時差を修正するとベトナムではまだ3時半くらいとなった。

建物を出て右手の方へと歩く。ATMもバス乗り場も出発口の辺りにあるらしい。

ATMを見つけて感覚だけを頼りに操作したが出金金額のあたりでわからなくなった。到着口のあたりに戻ってカフェショップから洩れているフリーwifiでなんとか調べる。別にコーヒーと食事くらいしてもいいのだがなんといってもお金がない。SIMカードも買えない。

いろいろあったがなんとかキャッシングに成功した。
3,000,000ドンを手に入れた!

出発口の向かいがバス乗り場っぽかったので行ってみる。道路を渡るのが非常に大変だった。152番バスを探したのだが見当たらなく切符売り場らしきところであうあうしながらなんとか切符を手に入れた。

来たのは152番バスではなく109番バスだったが中心部までゆけるならなんでもいい。私の直感ではこのバスで大丈夫。切符を買うときにトゥェンティーと言われて200,000ドンを出そうとしたらそれはトゥーハンドレットだと言われてしまった。20,000ドンで100円くらいなのだが1000円じゃ高いような気もしたが、100円じゃ安すぎるし感覚がよくわからなかった。

ホーチミンの道路はカオスだった。
本当にバイクがすごい。車はクラクション鳴らしまくり。バスも鳴らしまくり。バイクだらけだと思ったら自転車も見た。信号もまともにないのになんとかなっている理由がまったくわからない。
ただ、クラクション鳴らしまくりでも日本とは違って怒ったりどけという意味で鳴らしてるわけではなく自分がここにいることを教えるために鳴らしてる感じ。
車道を正面から逆走してきたバイクには鳴らしていなかった。それはたぶんわざわざ鳴らさなくてもこっちのことが見えてるから。
バスの運転手はメーターのところにスマホを置いてテレビを流している。

どこで降りていいかわからなかったが目的のベンタイン市場を過ぎたような気がしたので乗務員らしきお姉さんに地図を見せたら次で降りろと言われた。

次にSIMカードを探して歩き回った。空港でやるつもりだったがATMからバス乗り場へのつながりがあまりにスムーズだったので忘れてしまった。
ホーチミンの街中を歩くのは本当に疲れる。
道路を渡りたいときはひっきりなしにくるバイクと車を避けて渡らなければならない。たとえ信号が青でも安心して渡れない。どこからバイクがくるかまったくわからない。路上は戦場。あれなら東京で完全に信号無視して歩き回る方が絶対に安全。

SIMカードはなんとか手に入れた。SIMと札が出ている店のようなところでおばさんに「インターネットSIMカード、フィフティーンデイ」とかなんとかいったらカードを出してくれた。180,000ドン。高いのか安いのかぼったくられてるのかどうかわからないが、とにかくネットが使えるようにならないとどうにもならない。一軒めに声をかけたら250,000ドンだといわれたのでそれよりは安くなっている。設定もわからなかったが、ただ入れ替えたらつながった。暗くなってきていたのでBooking.comでホステルを予約した。

次にツアー会社がある通りにいった。明日の作戦に向けての打ち合わせのためだ。東南アジアはスコールがあるというが、バスを降りてからずっとシトシトと日本みたいな雨が降ったり止んだりしている。今のところ気候的にも気温的にも日本と変わらない感じ。

ホーチミンの路上は本当にクレイジー。
ゴチャゴチャと騒がしい通りを抜けてホステルへと向かう。

途中のミニストップで弁当とビールを購入。
ホステルへついてシャワーを浴びた。
2段ベッドの上で片側は柵なし。鍵付きのロッカーあり。
この部屋は私以外はみんな欧米の若い女だったが、どうせすぐに寝るのでどうでもいい。

ごはーん。

おわり

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