ニューアイテム!ヘリテイジスーパーツェルトMを設営せよ!

今年はぶどうの産地で寒暖差があったおかげでワインの出来がいいらしい。出来映えがいいワインはバナナの香りがする。
ワインを飲みながら「バナナのいい香りがするね。今年は出来がいい。」というと通ぶれるとラジオで言っていた。
もし機会があったらぜひ使ってみてほしい。
何もわざわざワインを頼む必要はない。
私もウーロン茶のグラスを回しながら「香りがいいね。どうやら今年は福建省では寒暖差が大きかったみたいだね。」と言ってみた。
それでも通の雰囲気は十分味わえる。頭はつかいようだ。
さて、なぜ私は唐突にワインの話を始めたのか。
11月3週目の木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日ということで季節ネタを織り込んでみた。

こんばんは。かるがもです。

このたび、わが隊でもついにツェルトを導入することにしたので今日はツェルトについて話してゆこう。
このツェルトだがネット上ではツエルトと表記されていることも多く、発音と表記がツェルトなのかツエルトなのかがいまいちよくわからない。
つづりはZELTなのでツェルトが正しいような気もするが、調べてみるとZELTというのはドイツ語でテントを意味するツェルトザック(Zeltsack)の略で、日本ではテントのことではなく非常時のシェルターとして独自の進化をした簡易テントのことを指しているようなので別にどっちでもいいのかもしれない。
ツェルトといったほうがなんとなくかっこいいような気もするが別にかっこいい必要もない。ツエルトはツエルトで響きに味があると思う。
少し話がそれた。要するにツェルトとはアウトドアにおける非常用のシェルターだ。
つまりツェルターなのかもしれない。

森へやってきた。
これがツェルト設営のために用意してきたもの一式だ。
ヘリテイジ スーパーツェルトM
ヘリテイジ ツェルト用リフレクティブスーパーガイラインセット
ヘリテイジ スーパーツェルトM用ポールセット
アライテント スティックペグ

ツェルト本体はヘリテイジというメーカーのスーパーツェルトというツェルトでSとMの2サイズがある。私は持っていないが専用のフライシートとインナーフレームがオプションとして用意されていて、それらを使用することによって居住性を高めることもできる。

スーパツェルトMの公称データ
素材:20Dナイロンリップストップ・シリコーン撥水加工
耐水圧:約500mm
サイズ:間口120×奥行き200×高さ120cm
重量:430g
収納サイズ21x9cm

ちなみにSサイズは間口90×奥行き200×高さ100cmで重さが360g、収納サイズは20x8cmとなっている。

これがリフレクティブスーパーガイラインセットとポールセット。
リフレクティブスパーなんとかと御大層な名前がついているが、簡単に言うとヒモと棒だ。
ほんのちょっとくわしくいうとライトが当たると光るヒモと折りたためる棒。

ひもの説明。
中芯に超高強力高弾性率繊維ダイニーマを使用した張り綱セット。外皮に反射材が織り込まれているので、ライトの明かりに反射し視認性が抜群。5mが2本と自在が4つでセットとなっている。太さは2㎜。

棒の説明。
素材はアルミで中空のポール。ショックコードが内蔵されている。作りとしてはテント用のポールとほとんど同じ。
重量250g、全長125cm、収納時31cm

ではこれより設営にかかる。
私はツェルトを張るのは今回が初めてだが、事前にある程度イメージトレーニングしておいた。あとは実践してみるだけだ。

まずはじめにツエルトを地面に広げて四隅にペグを打ち、固定する。

次にポールを伸ばして入り口側の前に立てる。そうしてポールの上端をツェルトの片側の上の部分のポール穴に通す。
ガイラインは5mの真ん中で半分に折って輪が作られている。その輪をこのようにポールに固定してみた。
ポールを手で押さえていなければすぐに倒れてしまうのかと思っていたが、ガイラインを引っ張ってテンションをかけてさえいればそのようなことはなかった。
しっかりテンションをかけたままガイラインの両端をペグで地面に固定した。

これで片側は立てられた。もう片側はツェルト用ポールではなくトレッキングポールで立ててみようと思う。
トレッキングポールの長さを125㎝にしたつもりだが、こうしてツエルトポールと比べてみると少し短いな。まあいい、これでやってみよう。

ポールは持ち手の方を下にして立ててみた。
ツエルト上部の穴はツェルトポール用に特化しているようだった。小さくてトレッキングポールにはとても通せなかったのでこのようにしてみた。

テンションをかけたままガイラインの片端をペグで固定してから、もう片端も固定させる。

トレッキングポールでも問題なく立てることができた。
使用したペグは8本。サイドリフターを使う場合にはもう2本必要で10本あれば足りることとなる。
サイドリフターというのは要するにツェルト横両面の広い面の真ん中あたりに取り付けられたヒモのループで、そこを細引きなどで引っ張って地面などに固定することによって内部空間が広がり、かつ風に吹かれてもつぶれにくくすることができるが、今回は使用しないこととした。準備をしていなかったということもある。

完成だ。はじめてにしては上々だ。
自分で自分をほめてあげたい。

では内部を見てみよう。
入り口はジッパー式となっていて底面とは左右それぞれを2本づつひもで結んで閉じるようになっている。
実用では片側は結んだまま、もう片側はほどきっぱなしで使用すればよいような気がする。

ジッパーの下あたりについているこのテープは両側についていて、砂地などで直接ポールを突くと地面にめり込んでしまう場合に地面とポールの先端の間にはさむことでうまく設営できるようになっている。

内部のようす。
ツェルトはせまいと聞いていたがこのスーパーツェルトMはかなり広いように思える。
入り口は片面で向こう側は開くことはできない。
底面はひもで結ばれているがひもをほどいて底を開いて使用することができるようになっている。靴やアイゼンなどを履いたままツェルトをかぶって使用できることとしているらしい。基本的には結んだままにしておく。
さて、では中に入ってみよう。

中から見た入り口のようす。
緑がきつく見えるかもしれないが、実際はそれほどでもなくわりあい自然な感じ。
ああ、緑色をしているな。とでも思ってほしい。

入り口の下端にぴらぴらがついている。これはおそらく冷気や虫などの侵入を防ぐためではないかと思う。(私の想像)

ベンチレーター=通気口は前後に付いていて頭が出せるサイズとなっている。
網はなし。
非常時にはここから頭だけ出してツェルトにくるまることができる。

サイズ感のようす。
ゆったり広々空間でくつろいでいるように見えるかもしれないが、実際に広い。
ツエルトは初めてなので実際の使用感がどうなるのかはよくわからないが、これまで使っていた一人用テントより確実に広い。
このツェルトは内部に座った状態で頭上に頭一つ分くらいの空間がある。床の広さは二人で寝ることができるだろう。
私は一人用のテントでも特に小さいと思ったことはない。
私はツェルトを非常用ではなく実用として使うつもりで導入したが、それでもSサイズの方がよかったかもしれない。

最後に色について。
PCなどの画面でどう見えるのかはわからないがけして地味ではない。
少しわかりにくくいうと、明日ここでカワサキの集会でもあるんですか?という感じのライムグリーン色だ。

おわり


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コメント

  1. なぜ嘘の記事を? より:

    2017年に寝太郎の小屋に行ってきた、という記事は嘘ですよね?
    あの写真は寝太郎の小屋の外観ではありません。
    本当に行ってきたというならもう一度本当の小屋の写真を載せてみてください。

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