辺境漫画家になる

昨日から吹き荒れていた強風は夕方になってようやく治まってきた。
今日は天気は良かったのだが風が強いとどうしようもない。
仕方なく一日中、家の中で作業をしていた。
しかしこの季節に風が強いのは毎年のことなので、もうあきらめている。
ここは風の谷なのだ。
さてそろそろ本題に入ろうか。もったいぶった前置きをして申し訳ない。

こんばんは。かるがもです。

私は探検家として活動をしながら漫画を描いてみることにした。
最近のネット上では絵が得意な人が多く、いろいろなところで素人とは思えないずいぶんうまい絵を見ることができる。
私も子供のころは絵を描くことは嫌いではなかった。むしろ好きだったと思う。
当時のクラスの中で、イラストならかるがもくんという評価もある程度得ていたと自負している。
まあただ口で言っていてもどうにもならないので、取りあえず描いてみることにした。

これは社会に失望して山に土地を買い、そこに山小屋を立てて自分だけの秘密基地をつくろうとした男の物語。
主人公のカラはさまざまな問題を乗り越えてついに山小屋を立てるが、そこからさらに紆余曲折を経て、やがて自分の拳で山小屋を壊すという結論に至る。
道具は使わない。拳一つで壊さなくてはならない。そういう覚悟に至ったのがこのシーン。
この物語はここから始まる…。

この先が描けなくなってしまった。
カラが自分で立てた山小屋を自らの手で壊すという強い気持ちに至った理由が私にはわからない。
なぜ壊さなければならないのか。理由を考えることはできるが、とってつけたような理由では私の心に響かない。
山小屋はあるんだからそこに住めばいいじゃないかと思ってしまう。
私の中に迷いがあるから絵も中途半端で止まってしまう。
まだまだカラについて深く考えないとこの先はもう描けない。

これは漫画を描く筆が進まなくなった時に何の気なしに描いてみた落書きだ。ちょっとダンディーすぎるかもしれないが、擬人化されたかるがも隊長のイメージキャラクターといったところか。
頭の上に載っているかるがも帽がいい感じだ。
我ながらなかなかよく描けているなとつい思ってしまったのでマジックでなぞってみた。

さらに色を塗ってみたようす。悪くない配色ができたと思う。
「あっちに洞穴があったぞ。行ってみよう。」「ここをキャンプ地とする!」「お湯だけはたっぷりと飲む、水分は補給しすぎということはない。」
かるがも隊長のダンディーな声が聞こえてくるかのようだ。

なんだか楽しくなってきたな。

おわり

コメント

  1. おやおや より:

    んーExcellent!!
    私のAppleKeyboadが吹いたコーヒーでビショビショです。
    ダサいと思ったけどキーボードカバーしてて正解でした。

    暖かくなったら頭が変なことになって
    ルーズベルトや女性読者と勝負し始めた夏海先生は
    辺境画家の第一人者でしたねー

    うん。この組み合わせは絶妙(笑)

    かるがも隊長の今後のご発展とご活躍
    期待しています。

    • karugamo より:

      コメントありがとうございます。
      夏海笑さんは独特のテイストがおもしろいですね。
      なのでちょくちょくブログをチェックしています。
      私の探検の方は本家が失速してしまってからなんだか情熱が衰えてきていますが、いろいろ工夫してしばらく続けてみようと思っています。

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