早朝に誰かがバタバタしていたが昨日のGermanyだろう。確か朝4時に出ると言っていた。
おはようございます。かるがもです。
起きたのは7時くらいだが疲れているようなので8時までゴロゴロしている。
この部屋はエアコンの効きが弱くて寝るときに少し暑いように感じたが、朝方には部屋全体が冷えてきたのか寒さを感じた。
今日はここに連泊して荷物を置いて出かけようかとも思ったがやはり出ることにした。
宿の雰囲気自体は悪くないが、この部屋は奥にもうひとつ部屋があって通路のようになっているので日中は窓も入り口もフルオープンでエアコンも停止されるし、奥の部屋の人も部屋を通過するので少し居心地が悪い。
奥の部屋は奥の部屋でキンキンに冷やしているようで人が出入りするたびに冷気が漂ってくる。欧米人の耐寒性能の高さはいったいどうなっているのかまったく理解できない。
午前11時過ぎに下にいってチェックアウトを告げて料金66,000を支払う。ここのお姉さんは日本語を少し話せる。客に習ったらしい。
ハイランズコーヒーに入ってみる。カフェの前でネットを使って注文方法について少し調べたところ問題なさそう。
コーヒーのラージが39でバインミーが19。合わせて300円しないくらい。コーヒーは甘くて濃い。氷入りまくり。
ハイランズコーヒーで1時半くらいまでくつろぐ。ベトナム6日目ですでにベトナム中部まで北上している。残り日数が少し多いのでもうゆっくりすることにした。足の裏の水ぶくれもジクジクするしな。
また川沿いの公園にやってきた。妙な像がある。
他にもいくつか作品があった。ベトナムアーティストのセンスがよくわからん。
海上レストラン、いや河上レストランか。
これは飲料の自動販売機。自販機があるということはこの街の治安は悪くないということだな!
今日はこれから川の向こうの旧市街を探索する。
フォーン川にかかる橋を渡る途中。フエの街を振り返って一枚。
ちょくちょく見かける三輪自転車。ハンドルを前後に漕いで動かしているようすだった。
歩道にベトナムでは珍しい中型バイクが停めてあった。
日本では歩道にバイクも自転車も停められないがもう少しゆるくした方が街に活気が出ていいと思う。
自転車はまだいいが都内ではバイク駐輪場は探しても見つからない。電車でこいということだ。
Stage of Flagが見えてきた。王宮の前に立つ旗を掲げるフラッグタワー(旗台)。
フエの観光案内ページに「高さ約29mあり、フエのどの場所からでも見ることができる街のシンボルです。」と書いてあったがフエのどこからでも見えるというのはさすがに吹きすぎと思う。
広場には派手な東屋があった。東屋評論家の評価を聞きたいところ。
旧市街は堀と城壁に囲まれている。こういうのは城郭都市というんだったかな。
砦のような立派な門だ。攻める場合は上から矢で撃たれるのだろう。今は平和なので矢の対策を考える必要はなし。
いよいよゆくぞ!旧市街へ!
フラッグタワーの裏側だ。たんぽぽの世話をしている人たちがいる。
王宮の門だ。
ここで入場券を購入する。
郊外にいくつかある帝廟とセットになった券も売られているようだが王宮だけなら大人1人150,000ドン。ワンハンドレッドフィフティー。
内部のようすを地図でよく確認しておく。
かるがも隊長が狛犬好きだって知ってた?
王宮の探索を終えて西側の門から出て旧市街を歩く。意外と立派な家が多い。
これはおもちゃ屋さん。
野良なのかなんなのかよくわからないがベトナムは本当にどこにでも犬がいる。狂犬病が怖いのでさわるようなことはしない。特に向こうから絡んでくるようなこともなし。
一通りウロウロしてから旧市街東側の正東門から出た。
これは正東門を人々が出入りするようすをとらえた貴重な映像。
これは電器屋さん。
川沿いに新市街へゆく橋へむかう。途中でおじいさんに声をかけられた。おじいさんの名前はボーで瞳が青灰色だった。グランドファーザーがどうとか言ってたがおじいさんがアメリカなんだろうか。はじめコンニチワ!とか言ってたので日本語がしゃべれるのかとおもったら単語をいくつか知っている程度のレベルだった。しかし英語はかなり堪能なようすで歳が78とか橋の向こうに見える高い家が私のねぐらだといっていることはわかった。スティングという見慣れない飲み物をもらってしばらく話に付き合ったのだった。
スティングは10,000ドン。真っ赤でとても甘い。飲み物でたとえるとイチゴシロップ。
河の向こうにフエの新市街が見える。
少し薄暗くなってきた。
川沿いの市場に迷い込む。抜ける頃には暗くなりはじめていた。
やっと橋にたどり着いた。ライトアップされている。
もうすっかり暗くなったのでbooking.comで宿を予約して向かうこととした。
私の宿の選び方は単純で近所の宿を検索して安い順に並べてあとは距離で選ぶ。レビューをチラッとみてよっぽどひどいことが書いてなければ気にしない。ゴチャゴチャ考えてもよくわからなくなってくるしな。
今夜の宿はtintinhueホステル。入り口が分かりにくかったが看板にチンチンと書いてあのだからここで間違いないだろう。
部屋はまあこんなもん。
洗濯をしてベッドに干そうとしていたら同室のハノイから来たというベトナム人にいい干し場があるよと言われ、屋上を教えてもらった。風がビュービュー吹いていてここに干しておけばすぐに乾きそうだ。
荷物を置いて食事に出ることとした。そんなに重くないはずだが荷物がないとやはり足取りが軽い。
ノースフェイスの服が売っていたがとても安い。安すぎる。ゴアテックスのアウターが750,000ドン。日本円でだいたい3700円くらいか?
こういうのを見るとネットのよくわからない店で買うのが少し怖くなるな。現物をよく見ても私には本物なのかなんなのかまったく区別がつかない。
フエの夜は喧騒のホーチミンと違って程よい。
ここは昨日の夜にきた焼肉屋。なぜベトナムにきて焼肉を食べたのかはよくわからない。ドイツ人のおにいさまに聞いてくれ。
私もそろそろベトナムに慣れてきた。少しづつベトナムスタイルを試してゆこうと思う。
ここは道路沿いに低く座って飯を食うベトナムスタイルの店だ。
メニューを見て焼きそばかと思って頼んだら出てきたのは油で揚げた麺だった。レモンティーも頼んだが氷も入ってるのになぜかぬるい。最後までぬるいままだった。氷が入っているのになぜか冷えない。
食事代は89,000ドンだったが200,000ドン札を出すと不服そうな顔の店員。ベトナムでは少し大きい札を出すだけで不満そうな顔をされることが多い。
89,000の支払いで200,000ドン札で何が不満なのかまったくわからない。
宿へ戻ると洗濯物干しポイントを教えてくれたベトナム青年に声をかけられてノートPCでいろいろ写真を見せてもらった。もうこの宿に4日間滞在しているらしい。英語もほとんど通じないようすだがGoogleの翻訳アプリを使ってなんとか言いたいことは伝わった。そういえば昨日のドイツ人もこのGoogle translateというスマホの翻訳アプリを使っていた。ベトナム語と日本語同士の通訳だとあやしいところがあるが英語からだとわりと正確に言いたいことがわかりあえる。
お茶は本当は一杯10,000、焼きそばは5,000、あなたは値段を知らないから多く請求されている、つまりぼったくられてるといっていたが本当だろうか。お茶飲んで20,000と言われたら10,000しか出さなくていいと言う。しかし本当の値段についてよくわかっている地元民ならともかく、旅行者には感覚がまったくわからないので難しいところ。
そして私は彼からある重大な情報を仕入れてしまった。放棄された観光地。行くかどうかはわからないが是非探索をしてみたいという気持ちでいっぱいだ。
ああ、ふと気づいたらもう0時近くなってしまった。明日のことは明日考えるとしてそろそろ寝よう。
おわり
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