シュラフのテストをおこなった

ドイタープラスワン
¥10,800(税別)
■ 使用サイズ:220×80cm
収納サイズ:15×36cm
重量:1050g
中綿量:350g
■ 1レイヤー構造
快適使用温度:+1℃
下限使用温度:ー5℃
■ アウター生地:ドイター318Tダイヤモンドリップストップ/シルバーメッシュ
■ インナー生地:ドイターソフトマイクロ
■ 中綿素材:ポーラガード3D

私の使用している寝袋だ。
プラスワンという名前の通り快適使用温度は+1℃ということになっている。
かつては安く買える封筒型の寝袋を使っていたのだが、いかんせん収納サイズが大きすぎた。
そこでこのマミー型のプラスワンを導入することとしたのだ。

このプラスワン、今はすでに廃版となってしまっているが、ドイターのサイトを見るとラインナップの中にオービット+5というシュラフがあり、中綿の重量や価格などから見て、このオービット+5がプラスワンの後継に当たるのではないかと思う。

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スタッフサックに収納したところ。
ミルクティーのペットボトルはサイズの比較用だ。
中身をすでに飲んでしまったことについては見逃してほしい。

さて、収納サイズは15x36cmとなっているが私が測ってみたところ18x33となった。
重量は1070ℊ。
サイズ、重量ともにメーカースペックより若干劣る数値だ。

しかしプラスワンの収納袋にはコンプレッション機能がついておりもう一段階変身を残しているのだ。
18x28あたりまでは縮めることができた。
これならばメーカーの数値より体積的に小さく収まっているのではないかと思う。

さてこのプラスワン、公称快適温度は+1℃となっているが、後継であると思われるオービット+5は名前の通り5℃となっている。
今回、テストを行うこととしたのは”プラスワンは本当に1度まで耐えられるのか!?”ということを確かめるつもりだったのだが、いつのまにか時は流れてすでに3月に入り、もはや外気温が1度にまで下がることもほとんどなくなってしまった。

3月1日夜20時、このあたりの外気温は7℃。
朝にかけて5℃程度まで下がる予想となっている。
このくらいがテストには最適だろう。

テスト環境はミニバンでの車中泊、床にはコンパネが敷いてありその上にクッションフロアが張られている。
窓に断熱材を張るなどの防寒対策はしていない。
そこにサーマレストのリッジレストを敷いて就寝することとした。
服装はモンベルのスーパーメリノウールのアンダーウェアの上にユニクロの厚手のウールのカーディガン。
その上にジャージの上下を着た。

深夜1時。外気温が5℃まで下がっている。
肌寒さを感じるが眠れないほどではない。
朝までグッスリ眠ることができた。

結論:ドイタープラスワンは5℃までは特に問題ないこととする。

5℃を絶対に下回らないのなら問題がない。
しかしこれ以上下がると正直言って厳しくなってくると思う。
メーカー公称である1℃ではダウンなどを着たとしてもおそらくまともに寝ることはできないのではないか。
やはり同クラスであると考えられるオービット+5と同じ5℃くらいだとしておくのが無難であるというのが今回のテストにおける私の結論だ。

おわり

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