私は登山はたしなむ程度だがモンベルのチャチャパック35というザックというかバックパックというかリュックサックを持っている。
まだまだ新しくどこが壊れたということもない。
それなのになぜ新しいザックに手を出すのか。
バカヤロウ!余計な詮索は不要だ!
まあいい、説明することとしよう。
私はまずザックの購入にあたってネットで検索して色々と調べた。
ネットの色々なページに書いてあったことをまとめると、日帰り登山用のザックは30L前後、初めてのザックなら35Lあたりがなんにでも使えていいねという感じだった。
チャチャパック35の35というのは容量のことで、つまりこのザックには35リッター分の荷物が入るということになっている。
そういう経緯でチャチャパック35を手に入れたのだが、何度か山にゆくうちに違和感を覚えることとなった。
こんにちは、かるがもです。
チャチャパック35を背負って行程6~8時間程度の日帰り登山に何度か行ってみたがどうもザックが大きいような気がする。
雨具に防寒用ライトダウン、バーナーやコッヘル、水2Lペットボトルまでつめて日帰りとしてはフル装備に近いと思うがスペースが余る。
ザックのコンプレッションベルトを目いっぱい締めてこの状態。
中身は、
・水2Lペットボトル
・一食分の食料と行動食
・防寒用ダウン、
・レインウェア上下
・調理器具一式
・ツェルト(は所有していないのでツエルトを想定したエスケープビビ)
・ヘッドライトや地図、コンパスなどの小物を入れた小バッグ
6時間以上の山ならこれでもまあいいが、筑波山などの3~4時間程度で降りてこれる山では周りの人たちは小型のデイパックなどが多く、これでは大げさすぎると心から思った。
ネットの登山サイトなどでは必要となるザックの解説でよく、日帰り用、小屋泊用、テント泊用、長期縦走用などと分けられていて、さらにそれぞれ夏季と冬季となる。
先のことはわからないが、おそらく私は小屋泊りと長期縦走はすることはない。
日帰りとせいぜい春秋のテント泊までだろう。
そこでテント泊を想定した持ち物をチャチャパック35に入れてみることとした。
右列上から
・シュラフ(ナンガオーロラ450DX)
・テント本体(グランドシートもこの中)
・テントフライシート
・テントポール
・エスケープビビ
中央列上から
・防寒用ライトダウン
・レインウエア上下
・ザックカバー
・調理器具一式
・ヘッドライトや地図、コンパスなどの小物を入れた小バッグ
左列上から
・水2Lペットボトルx2
・食料
以上がきっちり収まったところ。
重量は11.9㎏。
隣にあるのはマット。今のところ具体的な方法は不明だが、このように横にくくりつければいいのではないかと思う。
雨蓋と正面の収納の中には何も入れていないので、もう数リッター分はつめることができる。
背負ってみたようす。
結論としてこのザックは十分に物が入るということがわかった。
このザックを日帰りに使って、後々テント泊用に60L程度のものを買うつもりだったがこれ以上のザックなどおそらく必要ない。
むしろ私に必要なのはもう少しコンパクトなザックだったのだ。
そろそろ本題に入ろうか。
というわけで私は日帰り用にザックを買うこととした。
検討したのはオスプレーのハイクライト26、カリマーのTATRA25など25前後のクラス。
どちらもよさそうだったが海外のサイトを適当に見ていたらこれを見つけてしまった。
マムートのCreonTour28。
国内価格よりも多少安かったものが型落ちでさらに安くなっていた。
考えていたよりも少し大きいかもしれないと思ったが、なんとなくかっこよく思えて欲しくなってしまった。
物欲には勝てない。私はこれを注文することとした。
色は黒、青、グレーとあったが、黒は強すぎるのでまず却下。
青地に赤いマークの青もグフを思い出させてかなり惹かれた。悩んだが今回はグレーに決定。
「白でも黒でもない俺たちはグレー」という名言もある。
購入したのはTREKKINNというサイト。
スペインのショップでTREKKINNの他にも、ランニング用品のRUNNERINN、自転車用品のBIKEINNなどがあるようだ。アドレスが別々で一見すると別のサイトのようだが、以前にバイク用品をMOTARDINNで購入した際のアカウントがTREKKINNにそのまま登録されていた。
どういう仕組みかはわからないが結局のところすべて同じサイトのようす。
海外といってもほとんど難しいことはない。
日本語表記で金額も日本円となっている。
日本のショッピングサイトとほぼ何も変わることはない。
同じように普通に選んで普通に買うだけ。
サイトの左上でこのようにお届け先国名と言語が変えられるようになっている。
ここを日本語に変えてしまえば国内の通販サイトと何も変わるところがない。
むしろスペインの香りを探し出すことの方が困難となる。
買い物かごのようす。
ここでお届け方法を日本郵便とDHLから選ぶ。
日本郵便の方がお届け予定日6月25日~7月2日で送料が1,522円
DHLは6月19日~20日で4,991円となっている。
DHLの方が早く届くがなぜこんなに料金が高いのか。
よくわからないがwizardryの宿屋のようなシステムとなっている。
高い意味がわからないのでここは日本郵便を選択することとする。
オレンジ色のお支払いボタンをクリックして次へ。
アカウントがある人は既存のカスタマータブ、そうでない人は真カスタマータブを選ぶ。
1.名前
2.姓
3.メールアドレス
4.メールアドレス再入力
5.パスワード
6.パスワード再入力
7.性別
となっている。パスワードは最低6文字で、性別以外は入力必須だ。
入力は半角アルファベットで。サイトは日本語表示だがおそらく自動翻訳で日本語が読める人間など向こうにはどうせいないはず。
というか日本語入力では文字化けして向こうではまともに表示すらされないかもしれない。
次にお届け先情報。
1.郵便番号
2.町名と番地
3.都道府県
4.市町村
5.電話番号
住所の入力方法だが「〒123-4567 軽鴨県 印旛沼市 北畑8-22」が日本の住所だった場合、英語だと「8-22Kitabatake Innbanumashi Karugamo 123-4567」のように順番が逆となる。
しかし難しく考えることはない。向こうの人はこの住所を配送伝票に書き込むだけで、配達してくれるのは結局日本人だ。
日本人が解読できるように書けばよい。
アパートの名前は?部屋番号は?区はどうすれば?印旛郡なんだけど?
適当に書いておけばよい。
国名を間違えずに日本にさえ届けば習志野県津田沼区と書いてあろうがおそらくはちゃんと届く。保証はしないが。
電話番号は頭の0を抜いて+81-をつければよいということになっている。
03-1234-5678であれば、+81-3-1234-5678となる。
お届け先を入力し終えたら、お支払方法を選択してクレジットカード情報などを入力し、利用規約に同意にチェックを入れて、黄色の支払いボタンを押す。
以上で注文完了だ。
メールで注文確認メールがきているはずだ。
マイアカウントの「私の注文」から荷物の発送までの状況がわかる。
無事に発送されると登録したメールアドレスに発送通知が届く。
発送通知には荷物の追跡リンクがあるが、言語選択に日本語がない。
英語でもだいたいわかるが、その追跡サイトのDetails欄のBarcodeという項目に書かれている13桁くらいのアルファベットと数字で日本郵便の追跡サービスを利用できる。
だいたい向こうの空港に着いたあたりから反映されているように思える。
と、ここまで書いたところでマイアカウントの私の注文を再度確認してみたところ
「遅れている又は在庫がない」と書かれていた。
売り切れかよ!
ちっくしょー!
おわり
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