君は屋久島の温泉は平内海中温泉派?それとも湯泊温泉派?

こんにちは、かるがもです。

さて、今日は屋久島にある二つの温泉を紹介しようか。探検家にとって温泉は重要だ。特に遠征に出た場合は回数が多くなるので料金が重要となる。連日スーパー銭湯のようなところで800円などとても払ってはいられない。高くても500円を限度としたいところ。
何?お風呂に入って洗い流さなければそのうち肌に常在菌が育つからお風呂に入らなくても大丈夫になる?バカヤロウ!甘やかされて育てられた常在菌など役に立つか!40度のお湯とゴシゴシに耐えた常在菌でなければ私の体に常在することを私は認めない!
本題に戻ろう。屋久島の南側、ちょうど宮之浦港の反対側くらいか。そこの海岸沿いにこれから紹介する二つの温泉はある。互いの距離も近く、車で10分ほどで行き来することができる。

 

平内海中温泉

まず平内海中温泉のことを話そうか。
その日、モッチョム岳との熱い闘いを終えた私は全身汗まみれの深刻な事態におちいっていた。ことは一刻を争う。至急お風呂に入らねばならない。さっそく比較的に近くにある平内海中温泉に向かうこととした。
海中温泉とは読んで字のごとく海の中にある温泉で、満潮になると海の中に沈んでしまう温泉だ。せっかく行っても1日2回ある干潮の前後でなければ温泉は海の中で入ることはできない。
しかしそんなことにかまっていられるか!とにかく私は温泉に入りたいんだ!

温泉には20分ほどでたどりついた。ここの駐車場はとてもせまい。数台が限度だろう。数台というか2,3台かもしれない。というか駐車場なのか道の突き当りなのかよくわからない。とにかく駐車場としてはかなりせまい。
ま、私はかるがもなので駐車場のせまさは別に関係ないんだが。

階段を下って温泉にむかう。

海に向かって歩く。温泉は70mほど先にあるようだ。

温泉が見えてきた。この辺りはもう撮影不可のようだ。
それもそうだ。望遠でも使えばお風呂の人が見えてしまう。
まあ人が見えないのでここまでは良いこととした。
だって何も映さずに帰れるか!編集長に叱られてしまう!いや、私は別に特ダネ雑誌記者ではなかった。

入り口の看板。
温泉入浴の心得が書いてある。
「一、からだを洗って入る。
 二、上り湯のつぼに足を入れない。
 三、水着は着用しない。バスタオル可。」
入浴協力金は200円で看板の下に料金箱がある。

脱衣所のようなものはなく海辺の岩場に湯舟がいくつかあった。心配していた(いや別に心配はしていなかった、何も考えていなかった。)満潮で温泉が海の中ということもなく入りどきだった。
湯温は高め。海寄りの湯舟だと水が入ってきて低めらしい。
19時すぎで風呂どきだったせいか人も多く5,6人はいたかもしれない。若い女の子や外国人もいた。男女の仕切りは特になくお互いに気をつかうことで成り立っているようす。
いい温泉だった。200円の協力金はまったく惜しくない。300円は払ってもいいくらいだったな。

平内海中温泉はかるがも隊長おすすめだ。お近くに寄った際にはぜひ行ってみてほしい。

 

湯泊温泉

それではもう一つの温泉、湯泊温泉について話そうか。
その日、縄文杉との熱い闘いを終えた私は全身汗まみれの深刻な事態におちいっていた。ことは一刻を争う。至急お風呂に入らねばならない。さっそく島の反対側にある湯泊温泉に向かうこととした。

ハイビスカスの咲く道をゆく。

トローキの滝に寄る。モッチョム岳登山口の千尋の滝の下流にある滝。海に直接落ちている。
海に直接落ちる滝は非常にめずらしく、日本では知床のカムイワッカの滝と屋久島のトローキの滝だけとなっている。
私はカムイワッカ湯の滝は探検したことがあるがついに海にそそぐところは見られなかった。
ああそうか。あの時は上流に登って行ったのだったな。上流に向かったら海に滝が落ちるようすなど見られるわけがなかったな。( ̄∇ ̄)ハッハッハッハッ。

屋久島町原の辺りからモッチョム岳を眺めるがガスに包まれていてついに姿は拝めなかった。この恥ずかしがりやめ!

湯泊温泉への道は集落の中を通り抜けるような形となっていた。

温泉が見えてきたぞ。

温泉のようす。ここは海中ではなく浜辺の少し上の方に温泉があるので潮の影響を受けることはなく24時間入浴することができる。夜中でもOKだ。

協力金は100円だった。湯舟が真ん中で仕切られていて男女が分けられている。海辺の露天風呂という感じだ。お湯はぬるめ。40度ないような気がする。私がいったときは湯舟に藻が多かった。入浴者は5人くらいはいた。なので写真はなし。

今回二つの温泉に行ってみたがどっちもいい温泉だった。
かるがも隊長はどっちかというとワイルドさで上回る平内海中温泉派。
近くにお寄りの際はぜひ入り比べてみてほしい。

おわり

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