かるがも隊長、南へゆく

この夏、私は北海道に遠征する予定だった。
北の大地を走るバッタ色の謎の生物KRAGを追え!という探検企画のためだった。
とてもワクワクしながら準備をしていた。
しかし出発前日に痛恨のマシントラブルにより出発できないという事態に陥り、泣く泣くフェリーをキャンセルしたのだった。
マシントラブルは仕方ない。私の重大なうっかりミスによるトラブルではあるが、形あるものは必ず壊れるという。気にしないこととしよう。
問題は自分がトラブルにどう対処できるかだ。うまく対処することができればこれも訓練のひとつとなる。

こんにちは、かるがもです。

持てる技術のすべてを駆使した私は無事にトラブルを解決し翌日には再出発の準備を整えた。
不注意でおかしたミスはすぐに挽回する。それがかるがもスタイル。
さあ、これからどうするか?

やっぱり夏は北海道?夏の本州は暑すぎるから?
だからどうした!お前の気持ちだろ!
夏こそ南へ走るんだよ!風が誘ってるだろ!

アリだー!
いや蜂なのか。ハチだー!

ナイスな東屋を発見し一夜の宿を借りる。

夕日に染まる鳥取砂丘。
日本列島は南北だと思っていたけど、よく考えたら西北だったとはよく聞く話。
南を目指したつもりがここまでひたすら西に向かって走り続けることとなった。

関門トンネルをくぐり南の大陸、九州へと足を踏み入れた後も西に走り続けた。
私はいったいどこを目指しているのか。

見えてきたぞ。

長崎県佐世保の神崎鼻公園、日本本土最西端の碑。
これでついに私は西も制したこととなった。
しかし以前の探検ですでに制している最北端の宗谷岬と最東端の納沙布岬に比べていまいちな感じが漂っている。
まずここは集落からすぐそこで最果て感がない。
海を見ると目の前に平戸島が。
平戸島は離島といっても橋も架かっていて気軽に行けるようす。
たぶん「カーカカカ、最西端を制したからといっていい気になるなよ?神崎鼻など我ら本土四極のうちで最弱にすぎん!」みたいな存在。

そんな日本最西端だが、一人旅に優しい写真撮影用スタンドが設置されていてうれしい。

今宵のキャンプ地は弾薬庫のあるキャンプ場だ。
このキャンプ場は森に囲まれている上に弾薬庫のおかげでなかなか不気味だった。
おそらく初心者には厳しい。
無料キャンプ場なのでそのうちに記事にしようか。

展海峰。九十九島を眺めることができる。
ものすごい数の中国人であふれていて辺りは中国語が飛び交っている。
知らぬ間に香港に来てしまったのかと錯覚した。

なんとか隙を縫って撮影した九十九島。
ゆっくり島々を眺めている余裕はナイ。

鹿児島に入った
休憩のたびに白くまばっかり食べている。
このままだと私はそのうち白くまになってしまうのかもしれない。

開聞岳にやってきたが上の方が厚い雲に覆われている。
残念だが今回は登山はやめることとした。
無理に登ることはない。じいさんになったらまた来ればいい。

鹿児島の夜の街を歩く。
目的はスーパーでの買い出し。

ライトアップド西郷さん。
上野の西郷隆盛像に比べるとキリッとしていてだいぶかっこいいな。

昨夜、このベンチに座りながらどこかに野宿できる閑静な公園でもないのかなと思って検索していたらまさにここで寝ている人のブログを発見し「なんだよ!ここでいいのかよ!」となったのでそのままここにお世話になることとした。
このベンチは縦横だと足が出るが斜めに寝ればちょうど収まる。

ここで寝ていると夜中に花火をしている若者たちをおじさんがもの凄い剣幕で声がかれるほどの勢いで怒鳴り散らしはじめて警察が来る騒ぎになった。
このベンチから振り返ったところにすぐ警察署があるので3分くらいでやってきた。
カップ麺か!カップ麺警察か!

見えるかわからないがこの画像の橋の先に座って桜島を眺めているおじさんがそのおじさん。
(みんな私が思うほど騒音を気にしていない。あれほどの爆音だったのになぜなのか。)という顔をしていた。

ここは東屋ではなく雨が降れば普通に濡れるが地元のおばさんによれば、その方が洗われるからきれいでいいんだよ。いい場所確保したよとのことだった。
なるほどなと思った。

本土最南端、佐多岬へとやってきた。
この碑は立派だがここは道路のわきで本当の最南端的なところはまだもう少し先になる。

駐車場には立派なガジュマルがあった。
クワ科らしいね。

展望台から見る真の最南端。
佐多岬は最近整備が進んでいるらしく展望台は出来たばかりでとてもきれいだった。

さてそろそろいくか。
またここへ来ることはあるだろうか。

鹿児島港(七ツ島)発着場。
ここから種子島、屋久島ゆきのフェリーが出ている。
そう、今回の遠征の目的は南海の自然遺産、屋久島だった!
屋久島にゆく!

この七ツ島発着場は鹿児島港から車で30~40分くらいはかかる。
18:00発なので1時間前の17:00までにはつくようにしておきたい。
1日1便なので間違えないようにしよう。
私が昨日間違えて鹿児島港に行ってしまい間に合わなかったことはここだけの秘密だ。

ちょっと一般的にイメージするフェリー乗り場と違っていて戸惑ったが、ここがフェリーはいびすかすの切符売り場兼待合室。
トイレは仮設だったが受付の人は親切だった。

私を屋久島へと運んでくれるフェリーはいびすかす。
だいぶワイルドな感じだ。

船内もワイルドな雰囲気で飲食物は飲料とカップラーメンの自販機のみ。
飲料は普通だがカップラーメンの値段は定価なので210円と高くなっている。
フェリーはいびすかすは18:00に鹿児島を発ち、種子島に21:40、翌朝7:00に屋久島着となっていて船内で一晩を過ごすこととなる
食料は乗船前に買っておいた方がいいだろう。

種子島のようす。
ここで明け方まで停泊する。
屋久島行きの人の下船は不可。

翌朝。朝食は持ち込んだカップラーメン。
お湯のサービスはなかったがカップラーメンの自販機からいただいた。

海を眺めながら食べているとだんだん屋久島が見えてきた。

ここが屋久島か!いったい何がわたしを待ち受けているのか!
胸の高鳴りを抑えきれない。もう沸騰寸前だ!

さあてこの先のかるがも隊長の屋久島探検編は?

激闘のモッチョム岳(仮題)
君は海中温泉は平内派?それとも湯泊派?かるがも隊長はもちろんどっちも派(仮題)
縄文杉、下からゆくか?横からゆくか?(仮題)
屋久島の核心部に迫る、西部林道(仮題)
漆黒の矢筈キャンプ場(仮題)

の5本でお送りする予定です。
ライブ感を保つためになるべく早く執筆するつもりではいるので楽しみにしていてほしい。

おわり

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