登山と山奥の売地と枝豆をめぐる冒険

こんにちは。かるがもです。

世間はお盆で連休の人も多いだろう。しかし私はこういうときにこそ頑張ってブログの記事を書く。人が休んでいるときに仕事をしてこそプロブロガーなのだ。
いや私は別にプロブロガーになったつもりはない。
さて、今日は先日登山にゆった時のことを書こうか。

某県某市にある某山の登山口へとやってきた。
理由あって場所の詳細は控えておくこととする。

私が今日登ろうと思っているのはこの山だ。
むむっ、やけに通行止めが多いな。

登山を開始する。
なぜかはよくわからないが一向に登山道が始まらず延々とアスファルトを歩かされる。
もう足が痛くなってきたぞ。

ふと見ると売地の看板がある。
ここは山奥で何もないがこんなところの土地も売られているのか。

なるほど道路には面しているし電線もきている。
樹木が少なく少々開放的すぎるような気もするが、道路側に目隠しとなる植物でも植えればよい感じの土地ではありそうだ。
なんだか興味が出てきたぞ。
登山なんかは後回しでも山が逃げることはない。
ちょっと見ていくとしようか。

もとは森だったのだろうがずいぶん切り開かれていて砕石がまかれ車が入りやすいようになっていた。
土地の奥の方に見える小屋が気になるな。

近づいてよく見てみるとまだそれほど古くはないように見える。
人が住むところのようには見えない。
しかし物置小屋にしては妙に洒落ているように思える。
この開けた土地と小屋。
おそらくここはキャンプ場だったのではないかと思う。
ここは標高も高めで真夏でも涼しい。
周りは山に囲まれていてここをキャンプ地として登山し放題だ。
こんないい環境だ。キャンプ場があればそれなりに人気があっただろう。

しかしこの土地を買った場合この小屋はどうなるのだろう。
見た感じ残置物もありそうに思える。
購入決定した時点で引き揚げてくれるのか。
それともこの状態での購入なのだろうか。
こちらで処分するとなれば手間だが使える道具や資材があればこちらにもメリットはあることとなる。
福袋みたいなものか。

小屋の扉にはマークが貼られていた。
なかなかのナイスデザイン。このキャンプ場のマークだろうか。

なんだか面白い想像をしてしまった。

題して、「現実逃避の男」
街の暮らしに疲れ、人里離れた静かな山奥でキャンプ場でも経営しながら暮らそうとした男。登山が趣味で山は好きだったはずだが山で暮らすのは好きではなかったことに気づく。小屋を離れ今度は海へ、日々カモメに命令して魚を獲ってこさせているのだとか?

土地の前は車がすれ違えるかどうかの道だが通行量もほとんどないだろうから特に問題はないだろう。

道路のわきには水路があって水が流れている。
ここより上に住居なんかはなさそうに思えるがそうなればこの水はきれいなはず。
さすがに飲用にはどうかと思うが、もしかしたら掃除洗濯や風呂くらいには使えるかもしれないな。
洗髪はどうだろう。
さすがにそこまではペイしないか。

小屋側にも進入路が形成されているようす。

登山は中止として山を降りてきた。
結局登山道がどこだったのかもよくわからなかったな。
しかしこのあたりはわざわざ山になんか登らなくともただ歩いているだけでそれなりに満足できる。
こう見ると山の上の方はガスが多い。登らなくてよかった。

ウロウロしていると放置された枝豆畑を見つけた。

猫じゃらしと同居している放置っぷりに笑ってしまった。
うちの庭の枝豆畑でももう少し整っていたぞ!

なっている枝豆も少なく水不足なのかまったくふくらんでいない。
何らかの事情があって世話ができなかったのかもしれないな。
枝豆にもかわいそうなことをしてしまったな。もっと枝豆を愛せ!
いや、他人の枝豆畑だ。別に私がいうことではない。

さて、山にはまたいつでも来れる。今日のところは温泉でも入ってゆったりしてから帰途につくとしようか。

おわり

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